辻徳の紙糸

tumuri002.jpg

辻徳の紙糸

金銀糸原紙の表面に着色せずに糸にしています。

京都市産業技術研究所の協力で得たデータに基づき、この紙に最適な回転数で撚っていますので、より強い糸になっています。

4㎜カットと12㎜カットがあります。

tumuri001b.jpg

金銀糸原紙とは

京都の伝統産業“西陣織”で使われてきた金銀糸。そのもとになるのが金銀糸原紙です。

原料は主にマニラ麻、ミツマタ、パルプですが、シルクが入ったものもあります。薄い紙の上に金銀のフィルムを蒸着し、細く断裁して撚り合わせて金銀糸にします。

黒い原紙は紙の原料を黒く着色して漉いています。喪服などの黒帯に使用されます。

tumuri紙布

tumuri003.jpg

西陣織

縦糸をシルク、横糸を紙糸で織った布を「絹紙布」とよびます。tumuriには横糸に辻徳の紙糸を用い、京都西陣の工房で織られた絹紙布を使用しています。

最も特徴的な点は、伝統の技法で織られた「紗」の織物です。紗の歴史は古く、平安時代には衣冠束帯の夏用のお召し物などに使われてきました。糸の本数を少なくし、もじりながら折ることで綾崩れがしにくく、透け感と軽さが魅力の織物です。

tumuri004.jpg

そのほかにも、伝統の菱柄や独特な組織織を使用しているものもあります。

「絹紙布」製造風景